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『モアナと伝説の海』観てきました。

モアナ、最高。

『マグニフィセント・セブン』観てきました。

は?

最高か???????


暫く前に映画を観に行った時に観た予告から「ハワ〜〜〜〜ッ銃とイカした男たちとイカした女が銃撃を〜〜??????絶対観る〜〜」とか言っていた割にぼうっとしていたらあっという間に概ね公開が終わっていて、

「公開短過ぎるでしょうが!」

とひとりでキレたりしていたのですが、慌てて公式サイトに飛んで「公開は終了しました」の文字がゲシュタルト崩壊しながら探したら、昨日無事観ることが出来ました。

良かった。

ありがとう109シネマズ。


さてさっそく感想言っていきます。



あらすじというか、概要としては

七人の侍」のリメイクの「荒野の七人」のこれまたリメイクというもう何が何だかわからない流れで登場した作品です。

とにかくみんな黒澤明監督が大好きなことはわかるね。すごいや。


辛うじて「七人の侍」は観たような記憶があるんですが、もう記憶の彼方過ぎて内容は覚えてないです。

なので「どこが明確にオマージュで〜〜」的なのは今回もわかりません。今回のはオマージュっていうか、みたいな所があるけど。

最近こういう「クソッタレ!昔の名作をもっと観ておくんだった!俺はなんてバカなんだ!」みたいな事案が多い気がする。勉強します。


で、冒頭。

教会で町の人たちが集まってなにやら深刻そうな顔をして「これからどうする」「交渉だ」「通用するかよ!」「やるしかねえ」「神に背くのか!」とか言い合ってる。

その一番後ろでめちゃくちゃな美人夫婦がいる……………………………………

あまりにも美人夫婦過ぎない?特に旦那、瞳が澄み過ぎてる。東リヴィエラの海面かな?って思った(よく知りません)。


そんなこんなをしていたらいかにも悪そうなインテリが入ってくる。

静まり返った教会の真ん中を、黒い何かが入った瓶を振りながら歩いてくるの怖過ぎでしょ。とんでもないことが起こるに決まってるぜ。

その瓶の中に、顔がまるっとした可愛いキッズの手を入れさせて

「中は何か調べてみろ」

とか言った挙句、


「俺が目をつけたらそこはもう土地じゃなくて【塵】なんだよォ!」


とか言ってくる。こいつァ極悪人ですぜ。


教会に火を付けて脅しをかけるとみんな慌てて逃げ出すんだけど、牧師だけは「やめてーーーーーーーーー」って向かっていくのね。そしたらまぁボコボコにされるよね。そして、めちゃくちゃ美しい旦那、とうとう我慢出来ずに止めに入ってしまうよね。



瞳が澄み渡った旦那、死す。

ま、死ぬよね〜〜!!!!!!!

カッコよかったもんよ!正義感に溢れていたものな!!!!


嫁、慟哭。


そして嫁が通りかかりの保安官であるデンゼル・ワシントン扮する「サム・チザム」に「全財産を渡すから村を守ってほしい」と依頼したり、


「復讐か?」と問われて

「正義の為よ。人間なら当然のこと」


みたいなことを言ったりして契約成立、敵の軍勢に立ち向かう為の精鋭を集めに行くわけなんだけれど、もう本当に熱い。

全員いい男だし、魂の奥に燃え盛る正義の炎を持っているし、死地へ向かうと分かっていながら、少ない報酬で文字通り命をかけて戦うのが最高だった。


あまりにも殺しまくるので、そういうのが苦手だとそっちに目が行ってしまうかもしれない。でも私としてはあれだけの人数を相手にそこまで善戦出来る7人に頭が沸騰する程興奮したので、好きな人は本当に好きなんじゃないかなと思う。

あと銃のくるくる(ガンスピン)が劇中で数え切れないほどあってマジで最高だったな……。


最終決戦はまぁネタバレになるし、本当に熱いから観てほしいということに尽きるんだけれど(公開終了していたらごめんなさい)、私はジョシュ・ファラデー(クリス・プラット)が推しですとだけ言っておきます。



観たらわかる。

観たらわかるから!!!!!!!!!!!

『LA LA LAND ラ・ラ・ランド』感想

 キャッチコピーは「観るもの全てが恋に落ちる、極上のミュージカル・エンターテイメント

 

素敵な映画だった。それに尽きる。

どうかみんな観に行ってほしい。

 

 

私は残念ながら映画に精通している訳ではないので「ここが○○のオマージュで……」なんてことはまったくもってわからなかったが、鮮やかな色彩と感情の吐露としての歌、ダンス、ストーリーに引き込まれた。

パンフレットの町田氏の文章には細かく作品名が載っているので、2回目に観に行く際にはとても参考になるだろう。

 

さて冒頭のロサンゼルスの日常の光景である(らしい)とてつもない渋滞。
たくさんのカーステレオから流れ出す曲の洪水。
バラバラだった音が次第に収束し、ひとつの音楽を奏で始めると、歌いだした女性が車の扉を開ける。しなやかな肉体を湿度のない強い日差しに晒してのびやかに踊り出して、その感情は次々に他の車の乗客も巻き込んで、すし詰めの道路はさながらステージになってしまう。
そんな始まりで迎えるLA LA LANDはとても楽しそうだが、主人公であるセブとミアに焦点が合うにつれ、賑やかで眩しいクリエイター、アーティスト、パフォーマーの街の非情さを感じる。輝いていないものには厳しい街なのだ。
ごく小さいライトの当たる場所に向かって、多くの人たちが必死に走っていく忙しい世界。

 

ミアは女優を目指して大学を中退し、3人の女性とルームシェアをしている。オーディションを受けたり、脚本家などの集まるパーティでコネクションを広げたり、楽しんだりする若い女性だ。
セブは「死にそうになっているジャズを生かす店」を作ろうとして人に騙され、殺風景で「彼の宝物」だけに囲まれた部屋に住むピアニストだ。自分たちのおしゃべりに夢中な人たちに向かって「ジングルベル」を鳴らすことを仕事にしている。

 

夢までの道筋が遠く思えて砂漠を歩くような心境のそのふたりが、各季節で偶然にも出会う。
LA LA LANDは互いに「気に食わない相手」から「愛する人」に変わっていく物語だった。


ああ可愛かった。

 

 

 

以下ラストのネタバレを含む感想。

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最後の「ふたりが結ばれる未来」の夢は、単なる夢ではないと監督が言っていたことに関して、私が思うのは
どちらも均衡した未来の姿なんじゃないかというロマンチストの希望、願い、すがるような気持ちとも言える考察。

 

視聴者としてはセブとミアが結ばれる姿を想像するし、最初はつっけんどんだったふたりが、手を取り合い、互いの大切なものを分かち合い、大事にしていく様を見て、ずっとかわいいふたりを見てきて、どうしても応援してしまうし、ふたりの「夢に対して諦念と悲しみを抱えている様」に共感して
「ふたりで幸せになってほしい」

「ふたりが一緒にいると幸せそうだからその時間がいつまでも続けばいいのに」

と思ってしまうけど、ふたりの夢を同時に叶えるには「選び取らなくてはならない選択肢」がそこここに存在していたんだと感じる。

 

決定的で大きなターニングポイントは

セブのバンドのツアーについていかないミア
ミアのパリでの撮影についていかないセブ

だと私は見ているんだけれど、

 

どちらも自分の夢を優先して「もうひとつの選択肢」を選び取らない結果が、あの結末に繋がるんじゃないかなと思っている。

現実のふたりは「夢を叶えたけれど好きな人を失った」ように見える。
もしかすると「夢を叶えたけれど好きな人を失ったセブ」と「夢も叶えて恋愛でも成功しているミア」に映るかもしれない。
でも私は思うのだ。

ふたりは「職業としての夢を叶えて、ふたりで生きていく夢を失った」のではないかと。


証拠に「ふたりが結ばれる未来」のふたりに大事なのはどちらも「ジャズとチキンを売る店のマスター」でも「スターダムにのし上がった女優」であることでもなく、
人生のメインであるのは好きあった「男」と「女」だ。

それもひとつの幸せの形で、視聴者としての私は「穏やかに過ごし、子どもを育てる、その幸せをつかみ取ってほしかった」と思ってしまうけれど、あれもまた「失った」姿なのではないか。

 

つまり、あのふたりは「ふたりで生きていく夢を叶えて、職業としての夢を失った」のではないかと。



そういった意味で、あのラストの対比は「成功」「不成功」でも「幸福」「悲哀」でも「希望」「現実」でもなく
「選び取ったふたつの道筋」それぞれなのだと思う。

 

 

私はエンディングで胸を引き絞られるような思いをして泣いたけれど、すごくすごくいい映画だった。最高だ。

 

夢を追いかける人たちの数だけ瞬いているロサンゼルスの輝きを覗き見ることが出来て、
とても感謝している。

 

『君の名は。』観てきました。



君の名は。』観てきました!

あらすじ
千年ぶりとなる彗星の来訪を一ヶ月前に控えた日本。山深い田舎町に暮らす女子高生・三葉は憂鬱な毎日を過ごしていた。
町長である父の選挙運動に、家計の神社の古き風習。
小さく狭い町で、周囲の目が余計に気になる年頃だけに、
都会への憧れを強くするばかり。

「来世は東京のイケメン男子にしてくださーーい!!!」

そんなある日、自分が男の子になる夢を見る。
見覚えのない部屋、見知らぬ友人、目の前に広がるのは東京の街並み。
念願だった都会での生活を思いっきり満喫する三葉。

一方、東京で暮らす男子高校生、瀧も奇妙な夢を見た。
行ったこともない山奥の町で、自分が女子高校生になっているのだ。

繰り返される不思議な夢。そして、明らかに抜け落ちている、記憶と時間。
二人は気付く。

「私/俺たち、入れ替わってる!?」

いく度も入れ替わる身体とその生活に戸惑いながらも、
現実を少しずつ受け止める瀧と三葉。
残されたお互いのメモを通して、時にケンカし、
時に相手の人生を楽しみながら、状況を乗り切っていく。
しかし、気持ちが打ち解けてきた矢先、突然入れ替わりが途切れてしまう。
入れ替わりながら、同時に自分たちが特別に繋がっていたことに気付いた瀧は、
三葉に会いに行こうと決心する。

「まだ会ったことのない君を、これから俺は探しに行く。」

辿り着いた先には、意外な真実が待ち受けていた……。

出会うことのない二人の出逢い。
運命の歯車が、いま動き出す
(公式サイト http://www.kiminona.com/index.html より引用)


 こんな感じなわけですが、友達が「眩しくて見れない」というのでお母さんと見に行ってきました。結果としては、めっちゃ良かったですよ。
 ここからは全力ネタバレ感想です。知能はもうほとんど無いです。





 まずは絵が美しいってことなんですよね。
 作画崩壊とかそういう概念を頭から消し去ることが出来るというか、もうとにかく細部までの書き込みの美しさに驚かされるっていうか。地方(糸守町)の風景とかもとにかく自然の美しさを描くのが圧倒的に素晴らしくて(後でパンフレット見たらまた美しくて震えました)。

 ちょいちょい3Dとかもあったと思うんですけど、「もしかして?」ってなったのは本当に少しでした。私の目がポンコツなだけなのかもしれないんですが、あんまり違和感が無いんですよね。現実に立ち帰らされることがなくて、作画の安定の重要さをあらためて感じました。


 で、ストーリーなんですが、本当に眩しい。
 男女の入れ替わりものってやっぱり性的な部分、排泄とかで驚く場面は絶対あると思うんですけど、あれを序盤でざっと済ませたところがよかった。
 女の子って感じの所作をしてしまう瀧くん(IN三葉ちゃん)めちゃくちゃ可愛いけど違和感がすごくて笑ってしまうし、友達に「昨日は可愛かった」みたいなこと言われていて、友達よく見ているなあって。司くんは三葉ちゃんみたいな子が好きなんですかね?
 放課後カフェ行ってパンケーキ食べてる男子高校生3人組可愛い。しかも瀧くん(IN三葉ちゃん)写真ばっかり撮っているのかよ〜〜可愛いよ。
 瀧くん、めちゃくちゃ几帳面な性格なのが面白かったですね。日記も付けるし、後の就活の時もスケジュール帳に細かくタスクを書いて、日が過ぎるたびにマーカーでバツ付けてましたよねアレ? しっかりしているなあ……。
 電車とかも、四ツ谷、新宿、千駄ヶ谷ってめっちゃ懐かしいというか、よく行っていた場所なのもあって親近感がすごかったです。


 あと思ったよりも学生生活は端折るんですね。男の子が中身ってことで、スポーティで爽やか、ユニセックスというかボイというか、そういう雰囲気が出ているのか女の子にモテる三葉ちゃん(IN瀧くん)とか、女性との距離が自然に近くて繊細な心遣いが出来る瀧くん(IN三葉ちゃん)とかとっても可愛かったです。
 予告とかだとむしろその辺がメインでドタバタ7割、3割シリアスかなと思っていたら全く逆ぐらいの配分で普通に泣かされました。

 口噛み酒のくだりめちゃくちゃ萌えましたね。
っていうか口噛み酒萌えますね??? え? なに? 米を口の中で噛んで吐き出して発酵させた酒……????
 萌えました。
 後に瀧くんがそれを「三葉の半身」って言って飲むのすごい良かったです。マジかよ〜〜〜〜〜〜!!!! 愛だな〜〜〜!!??!??!?!?!?
 萌えはともかくとして、こういう、思春期には衝撃の強い「汚い」「信じられない」と思われがちな行為で陰口を叩かれる三葉を感じて、中身の瀧くんが机を蹴り飛ばして溜飲を下げたり、奥寺先輩の言うとおり「弱いのにケンカっぱやい」瀧くん、すごく良かったです。良かったね三葉ちゃん……。


 糸と時間は同じ、絡まったり解けたり、結び直したり、……よく言われる例えですが、良かったですね。人間の関わり合いも絡んだり千切れたりしながら、結んだりしていくんだなあっていう…。普段下向いてため息吐いてため息吸ってで呼吸しているような人間も見ると自動的に良い人にされる映画ですね。

 そして奥寺先輩と司くんと糸守に行く展開〜〜〜〜観光気分のふたりと、ひとりで奮闘する瀧くん、可愛いぞ。
 3年前だったのかよ!!!!
三葉ちゃんも瀧くんもなんで気付かなかったの!?いくらでも年を意識する瞬間なんてありそうなものだけど……!? 田舎と都会、別世界過ぎて異空間ちっくだったのかもしれない。
 っていうかもしかして年下!? 瀧くん年下!? これはやばい。とんでもないですわ。


 逢魔ヶ刻、死者と生者を結ぶ時間に、3年前に死んでしまった三葉ちゃんと3年後生きている瀧くんが繋がるという演出には、わかっていたことながらめちゃくちゃ感動しました。来世って……三葉ちゃん死んでるからある意味マジで来世じゃん……勘弁してください。
 また、時間のズレを意識したあとに発覚した「三葉ちゃんは彗星が落ちる前日に瀧くんに会いに来ている」という事実が、まさかあんなに胸が締め付けられるとは……。三葉ちゃんが小さく「瀧くん」と呼びかけた時、どんなに勇気がいる行為だったか、そして「誰?」と言われた時、どんなに辛かったか、と思うと喉の奥がぐっと詰まりました。ていうかその組紐3年も訳もわからず腕に巻いてたんかい……運命か?(運命です)


 サブキャラが良すぎてありがとう。
 奥寺先輩めちゃくちゃ可愛かったですね……いい女感がすごかった。私も奥寺先輩に「私のこと好きだったでしょ?」って言われたいんですけど……。
 最後指輪してましたね!!!!いい女結婚早いわ……。
 三葉ちゃんとてっしとさやちゃんの起こしたあの暴動を、避難訓練という形で処理した町長の手腕にはニヤリとしてしまいました。
 嫌な父親という描き方をされながらも、やはり昔は仲が良く、母の死後、その関係性が崩れていってしまった。愛していた妻二葉のことを(神社の巫女であるのに)守ってくれなかった神様を楽観的に信じることができなくなってしまったお父さんを想像して辛かった……。
 でもきっとそれを直し、紡いでいくことができそうな雰囲気、未来への希望を感じてとても嬉しかったです。
 おいおいおい〜〜〜〜てっしとさやちゃん結婚すんのかよ〜〜〜〜!! 式呼んでくださいよ!!
 お似合いでしたね。てっし、最初は三葉のことが気になっていたみたいですが、隣のたんぽぽに気付いたみたいな感じなんでしょうね。さやちゃん可愛いよね。わかる。


 ていうかやっぱり立ち戻って瀧くんあまりにもズルい。
 「君の名前は〜〜」ってあれだけ言っておいて、あれだけ名前が思い出せなくて辛くて、あれだけ泣いて、でも「名前を忘れないように書いておこう」って書いた文字が「すきだ」って本当にやばい。イケメンすぎる。すべてが眩しくて心がぎゅわ〜〜〜〜〜〜〜〜〜ってなる。
 三葉ちゃん……幸せになって…………。


 あとは細かいところですが就職活動のくだり、瀧くんが内定貰えてないところとか、友達の高木くんが2社、司くんが8社っていうところがめちゃくちゃわかる~と思いました(要領が良くて生きるの上手い奴いるよね)。素晴らしい。見習いたい。

 すごく良い映画でした。円盤多分買います!
 ここまで読んだ人は多分もう見に行っていると思うので、円盤一緒に上映会しましょうね!




っていうか瀧くんって下の名前だったんだ……(遅すぎる気付き)